カエデの植替え作業
1.唐カエデの小品ですが、根が鉢の中でパンパンです。
鉢中では我慢できず底穴から根が出ちゃってます。
これでは、植替えの適期は超えていますね。
皆さん、ここまで放置したら駄目ですよ。
2.それでは、植替えの準備をしましょう。
まずは、用土です。
下の画像をご覧下さい。
真ん中の大きなケースにある土は、赤玉の小粒です。
そして左側が桐生砂、右下は赤玉、桐生砂をフルイに
かけて残った大きな粒(ゴロ土)です。
そして、右上が赤玉の超小粒と乾燥コケを粉砕したもの
をミックスした表面用の飾土です。
ちなみに、右の下に白い袋がありますが、これは根腐れ
防止剤です。
3.植替え用の鉢を用意しましょう。
鉢の選択は大切です。鉢映りで盆栽の見栄えが大きく
変わります。
この唐カエデには、浅い楕円の鉢を用意しました。オリベ
です。
そして、土が流れないようにネットをを取り付けます。
針金をピンのように作り留め金にします。
4.鉢から樹を抜きましょう。
これだけ、パンパンになっていると簡単には抜けません。
その場合は、鎌を使います。
この鎌は、藁縄を切る釜でホームセンターで498円で購入
しました。
昨年、使ったいた釜が錆びて折れてしまったからです。
それでは、鉢の内側に沿って切り込みを入れていきます。
5.鎌で切り込みを入れると簡単に抜けます。
そして、根から古い土を落します。
この時は、竹箸を使ってホジホジしていくと根を傷つけず
うまく土を落せます。
土を落したら、太い根を元から切断、そして、細い根も長く
なっていますので、3センチほど残してバッサリと切り詰め
ます。
最初は、不安で怖いかもしれませんが、バッサリと切り詰
めて下さい。
6.根を詰めたら新しい鉢に植え替えます。
この時、鉢の底にはゴロ土を薄く敷いて、赤玉、桐生砂を
7:3の割合で混合した小粒を山形に盛ります。
準備ができたら、樹の根の間に赤玉土をまぶして、植え替
えます。
その時、針金を底穴から通して根元を結んであげるとしっか
りと固定できます。
7.樹形を確認します。
前、後をもう一度確認します。
良し良し・・・・
8.形が決まったら、赤玉と桐生砂を混合した土をかぶせます。
この時の注意は、鉢の中で隙間がでないように密にします。
竹箸を使って土を刺すように中に入れ込むと簡単に隙間が
埋まります。
9.最後に、細かな赤玉土と細かく粉砕した乾燥コケをミックス
した土を表土の飾として撒いてあげます。
こうすれば、6月頃にはびっしりとコケが覆います。
コケは張るよりもこの方法が自然に見えますし、土にビッシ
リと活着するので土も流れづいい感じです。
10.ヘラでぺたぺたと表土を固めて完了です。
11.最後に腰水をしてあげます。
植替え後、1週間くらいは玄関やムロに入れてあげてくだ
さい。
植替え後、いきなり日光や寒い夜間に外で管理すると風邪
をひいたり、樹が弱ります。
少しの期間、手術後の静養をさせて下さい。
以上で終わりです。
今日は、朝から作業をしていましたが、のんびり(慎重?)し過ぎ
で、11鉢しか植替えができませんでした。^^
【植替え樹種】
カエデ 2鉢
カリン 1鉢
ケヤキ 1鉢
木瓜(東洋錦) 1鉢
クチナシ 2鉢
イボタ 2鉢
レンギョウ 1鉢
黒松ミニ 1鉢
これから、3月のお彼岸前後までが植替えの適期ですので、
皆さまも頑張って下さいね^^