拝啓 お客様!!
寒波は非常に寒い。-30℃、-40℃の寒波が上空を覆うととてつもなく寒い。
そこに北風が走り回ると、その触覚に触れた生きものは、その場で凍りついてしまう。
例年は、棚場に簡易的なムロを作るが今年は、本格的なビニールハウスを購入した。
購入したビニールハウスは2坪×2の4坪のスペースである。
組み立ては簡単なのだが、一人では非常に手間がかかる。
盆栽屋は非常に孤独である商売であることを実感した。
設置時間は、概ね1日を要した。組み立てては休み、組み立てては休む。
熟年労働者は体力が無い。
土台を組み立て、柱を立てる。しゃがんでは立上がり、しゃがんでは立ち上がるの連続である。
3年前、店長はギックリ腰をやっちまった経験があるので、腰にはいたって慎重である。
そして最後には、ビニールを頭からスッポリ被せるのだが、これは一人では無理だ。
大きなビニールを広げ、途方に暮れていると店長の婆さんが、手伝おうかという神の声が・・・
助かった。
一瞬で、ビニールを被せることができた。
流石、ビニールハウスだ、中は無風状態でいたって環境が良い。
特に改作中の木(接木、取り木中)にとっては、最高のかんきょうである。
しかし、注意しなくてはならない事は、室内の温度である。
外気と室内の温度の格差が激しいと盆栽にとっては、住み難い環境になってしまう。
特に、芽出しの早い樹種は年内にあっとゆう間に芽が動いてしまい取り返しの付かないことになってしまう。
とりあえず、昼間は室内の換気に気を使う。表の扉を開けっぱなしにし、裏のビニールを開くことで温度の上昇を抑えている。
また、寒さに強い、松柏、カリン、梅は外で管理することにする。
以上、皆様も越冬の準備はお済ですか?
敬具










